NANOWORKS【新着ニュース】あの早田猛氏が、当社「オフィシャル・アドバイザー」に就任!
 
元トヨタマンで、実車走行試験のプロである早田猛(ソウダ タケシ)氏が、
7月25日付けで当社ナノワークス製品の
「オフィシャル・アドバイザー」に就任しました。
当社を訪問され、当社スタッフと7時間に及ぶ技術談義
先の7月4日、トヨタ自動車株式会社の社友でトヨタ在席時代に実車走行実験のプロ中のプロとして認められ 活躍された早田氏が当社を訪問され、当社社長および技術担当役員と7時間に及ぶ技術談義に花を咲かせました。
早田氏は、早田氏と当社の社長の共通の友人の紹介で「ナノワークス」の存在を知られ、効果のほどを 検証すべく、ご自分で「ナノワークス」を購入し実車試験をされた結果、その効果の著しい事に驚かれての ご来訪でした。
早田猛氏とは?
■トヨタ自動車工業に入社し、パブリカの公式試験・コロナの現地適合試験などを担当
早田氏は大学時代に自動車部を創立され、昭和34年にトヨタ自動車工業鰍ノ入社、実験課に配属後、種々の実車実験に携わられました。燃費率の良い事で評判であったあの懐かしの名車“パブリカ”の公式試験主任を担当後、“自動車運転技術の数値評価法”や、路面の良否を自動車の一走りで数値化できる“路面計測法”など、先例の無い分野を切り開いてゆかれました。 
29歳から2年間、アメリカに単身赴任され、後に、爆発的に売れた“コロナ(RT43L)”の現地適合試験を担当、アメリカ、カナダの厳寒地、酷暑地を走り回られました。
■衝撃の論文“CO2の増加により地球温暖化が起る”を44年前に発見!
その合間を縫って自動車に関係する規制法を議論する公聴会に度々出席、また、デトロイトのビッグ3を訪問して、社会が将来の自動車に要求する諸事項とそれに対応する技術開発動向を纏めて本社に報告されました。
その中で、排出ガス浄化と自動車安全規制の問題は、早田氏のトヨタ在籍中にほぼ決着がついたものの、もう一つの問題が決着を見ていないのが気がかりで仕方が無いとのこと。
聞けば、早田氏は、ゴア元副大統領の恩師ロジャー・レヴェル博士(注1)の“CO2の増加により地球温暖化が起る”という論文を、何と今から44年も前になる1964年の秋に発見された。自動車がCO2を出さなければ存在し得ない現実におおきな衝撃をうけ、以降、トヨタを退社後の今日に至るまで、地球温暖化の問題が頭を離れず、その進行に目が離せなかったそうです。
1966年の帰国後は、社内に警鐘を鳴らし続け、10年後の1975年には、排気浄化と燃費率向上を両立させる“全社を挙げた新技術開発プロジェクトチーム”を発足させました。検討課題は200項目に及んだそうであり、これが今日の世界に冠たる“ECO−TOYOTA”の端緒を作った事を自負されております。
その後社命でトヨタのUSA主席駐在員としてアメリカにわたり、“トヨタ・テクニカルセンター・アメリカ”の副社長として活躍されました。
■サファリラリーで3年連続の総合優勝
1981年の帰国後は、“トヨタのモータースポーツ”の統括主査としてWRC(注2)参加の“グループB車”の開発にあたられました。
そして1984年、最も厳しいとされるWRCのサファリラリーに初参加ながら総合優勝を果たしました。その王座をその後3年間譲ることなく、ついにFISA(世界モータースポーツ連盟)は規定の改定に踏み切らざるを得なくなりました。その車こそ、あの伝説の名車「セリカ・ツインカム・ターボ」です。早田氏は、この名車のチーフエンジニアとして世界を驚かせた経歴の持ち主であったのです。
■トヨタ・スピリッツ
早田氏は自動車のエアバッグの世界初の設計者でもあります。早田氏はその効果を公式の衝突実験で繰り返し検証しました。また、トヨタにマリン事業部を創設するなど、トヨタ流の旺盛な“パイオニア”DNAを遺憾なく発揮され続けて来ました。
「ナノワークス・オフィシャル・アドバイザー」就任快諾
早田氏は、いわば、 自動車走行性能評価のプロ中のプロであり、かつ、トヨタのDNAを継承される“パイオニア”精神の持ち主です。その早田氏が、「“ナノワークス”は、今世界を恐怖に陥れている“地球温暖化問題”解決の一つの有力手段である。」と評価されたが故に実現した会談でありました。
早田氏は実験計画法が開発された初期の時代に、自動車の性能改善に実験計画法を適用されましたが、当社の“ナノワークス”の開発と検証実験のベースにも同じ実験計画法が応用されているという点で当社の姿勢に共鳴され、お互い時間の経つのを忘れての愉快な会談でありました。
当社は、これだけの強い環境問題意識を持たれ、また、ナノワークスに関する背景、依拠する理論背景などを非常に短時間のうちに理解され、その効果を自ら検証された早田氏の熱意と見識に心底より敬意を表し、「ナノワークス・オフィシャル・アドバイザー」への就任を検討してくださるよう要請しました。早田氏は熟慮の末に、この度「ナノワークス・オフィシャル・アドバイザー」への就任を快諾なさって下さいました。
「ナノワークス」の広範な普及のために、これ以上はない人材にご協力いただける事になった事は当社の幸運とするところであり、「ナノワークス」の愛好家の皆様に喜びをもってご報告を申し上げる次第です。
(注1) ロジャー・レヴェル博士
元アメリカ副大統領アル・ゴア著「不都合な真実(枝廣淳子訳、ランダムハウス講談社発行)」には、「科学の英雄ロジャー・レヴェル」として下記紹介がある。
「1960年代、大学生だった私(アル・ゴア)は、本当にすばらしい科学者、ロジャー・レヴェル教授の下で学ぶことができた。レヴェル教授は、地球の大気に含まれる二酸化炭素量の測定を最初に提案した人である。
1968年に私が初めてレヴェル教授の自然科学の授業を受けた時、ハーバード大学の教授になっていた。レヴェル教授は、授業中に、マウナロアにおける二酸化炭素濃度の測定結果のうち、最初の数年分を見せてくれた。私は、黒板に教授が描いたグラフとそのグラフが伝える驚愕のメッセージをけっして忘れないだろう。地球全体の大気に、根本的にこれまでとは異なる何かが起りつつあること、そして、その変化は人間がもたらしていることを。私は本当に心底びっくりした。」
(注2) WRC
World Rally Championshipの略で、世界のラリーの最高峰に位置する「世界ラリー選手権」F-1とならぶ、FIA(国際自動車連盟)が認定している国際格式のモータースポーツであり、ヨーロッパを中心とした世界各国を舞台として、毎年世界のトップドライバーたちが戦いを繰り広げている。
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